訪問看護利用中の方の絵を紹介させていただきたいと思います
絵を描くことが苦手な私ですが、鑑賞するのは大好きです
色鉛筆の優しいタッチが素敵な絵だなぁと思います
この写真を見ながら描かれたそうです。
感情や描き方などが感じられて、写真とは、ひと味違った雰囲気で素敵です。

こんな看板が飾ってあるバーやスタンドがあったら、
ちょっと入ってみようかしらって思うようなデザインです。
次は幾何学模様です。
下の写真を見て描かれたとのことです。この絵を描かれた利用者の方は、右手(利き手)に障害があり、左手で、この絵を描いておられます。
「どうして絵を描かれるようになったんですか?」と質問させてもらったところ、メモいただきました。そこには
1 関心、意欲、態度2 発想、構想3 鑑賞
と書かれていました。メモに書かれている意味を私なりに調べて考えてみました。
ふだんの生活において、そんなに意識して見ていない、何か物を見て絵を描くときの「見る」は、そのように「見えて」いるだけではダメで自分から積極的に興味を持ってその対象物を見なければなりません。それが1番目の関心、意欲、態度ということなのではないでしょうか。絵を描きたいと思ったら、その対象物を、よく見なくてはいけません。また、絵を描くということは「全体を、よく見る」ということ、これが2番目の発想、構想にあたるのではないでしょうか。そして、鑑賞して楽しむことができるのは、素敵なことだなぁと思います。こうやって考えると介護や看護の仕事も同じような気がします。1 利用者の方の部分的なところを見るだけではなく、全体を見ること2 しっかり観察し、よりよく生きていただくためにお手伝いすること3 利用者の方が生き甲斐や、喜びを感じていただければ、関わった私までうれしくなります仕事に対する姿勢まで教えていただいています。(くにくさ訪問看護ステ-ション:金谷)