みなさん、こんにちわ
月日がたつのは早いもので、もうゴールデンウィークが終わりました
今年は日和も良く、フラワーフェスティバルにも全国各地から人が集まったようですごい賑やかでしたね
私は大好きなベビーカステラを求めて行って来ましたが、あまりの人の多さに人酔いしそうですぐに退散しました
毎日、日中20度越えの日が続き、仕事をしていても汗がでてくる季節になってきました
さて、この時期から注意しないといけないのが
「脱水」 です
高齢者は脱水になりやすいといわれています。脱水になると、
発熱や下痢、嘔吐、倦怠感
などなどさまざまな弊害が起きるため予防していくことが必要なんです!
高齢者が脱水になりやすい理由
身体の水分量の減少
人間の身体には約60%が水分です。この水分は主に筋肉に蓄えられてますが、年とともに筋肉の量が減ってくるんですそれに伴って体内の水分量も失われます。
一般的に高齢者の身体の水分量は、若い頃に比べると約10%減り、約50%だといわれています。そのため、脱水症になりやすいといわれていているようです。
腎臓機能の低下
食べ物などを消化したあとに残っている毒素や老廃物を尿と一緒に排出する機能を持っている腎臓。この機能が年を重ねるごとに低下していきます。そのため、老廃物を排出するためにとてもたくさんの尿が必要になってくるため身体の水分も失われやすくなるようです。
感覚機能の低下
感覚機能が低下することで、身体の中の水分が不足していても喉の渇きを覚えにくくなる傾向があるようです。
利尿剤による影響
高齢者には慢性心不全や高血圧の治療薬として使用されている利尿剤を服薬している方も多くいます。代謝機能が低下しているため、この薬物の影響も受けやすいようです。
これらを予防していくためにも1日に必要な水分摂取量は目安として食事以外で1500ml以上の水分摂取が必要だそうです。当施設の管理栄養士さんによると
冬場:体重×25ml
夏場:体重×30ml
が必要摂取量の目安としているようです
これからの時期、高齢者だけでなく私たちもこまめな水分補給が必要になってきそうですね
(ふかわ・くにくさ リハビリ長畑)