職員ブログ
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あと会ブログ 2012.07.13

食と進化

リハビリ室の外で育てている、ししとうに実がなりました
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立派でしょう
見るたびいつも「美味しそうだな~」と思っています。
そして、このししとうの葉にはたくさんの蛙が…
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このサイズの蛙ならカワイイですね

今年は蛙が大量発生しているようです。
小さな虫が大量発生している為でしょうか。その虫を食べに蛙が来ているのでしょう
そしてその蛙を食べに蛇がやってくる…
まさに「食物連鎖」ですね。

蛙や蛇は食べ物を丸呑みしますが、人間は進化の過程で歯の構造が複雑になり、
『咀嚼』という機能を獲得しました
この『咀嚼』により、より多くの種類の食物を摂取することができるようになり、
顎が発達し、脳の発達に繋がったといわれています

さて、卑弥呼の時代には、食べ物も硬く、調理技術も発達していなかったので、
人は一回の食事に50分程度要しており、約4000回咀嚼していたようです
現代は…なんと一回の食事が11分、咀嚼の回数はなんと約600回!!
咀嚼の回数は7分の1に減っていますが、摂取するカロリーは倍に増えているそうです

昔はメタボリックな人なんていなかったんでしょうね…

しっかり咀嚼することは、唾液の増加、免疫力向上、消化促進など健康に良いことがたくさんあります

一口を食べるのに皆さんは何回咀嚼していますかぜひ今度の食事の際に数えてみてください
一口に30回咀嚼することが理想といわれています
ちなみに私は一口50回くらい咀嚼していました。食事の時間がとても長いんです(笑)

皆さんもしっかり噛んで、元気に暮らしてくださいね

ふかわ・くにくさ
言語聴覚士  仲野 直子

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