今年は梅雨入りも早く、蒸し暑い日が多くなってきましたね
リハビリの手工芸では毎年9月に開催される高齢者作品展の作品がまた一つ完成しました
その作品がこちら
ジャン
フェルトで花を作り飾りつけをした鏡です
プランティングフラワーという手法で作成しました
作り方は、ダンボールにニードルで穴をあけ、そこに花びらの形に切った紙やフェルトを埋め込んでいきます
和紙などの薄い紙を使用する場合は幾重にも重ねるなどし、立体感を出すことができます
今回はフェルトを使うことで、作る工程が楽になり、かつポップで立体感のある作品を作ることが出来ました
今回の作品は初めての手法だったので、ご利用者の方と共に試行錯誤しながらの取り組みでした
この作品を作られたご利用者は、始めは作ることに消極的な場面もみられていましたが、花を一つ作ってみると
「やっぱり一つじゃ寂しいね」
「ここには濃い色の花が欲しいね」
など、少しづつ意欲的にもなられ、完成時には花がいっぱいの華やかな作品になりました
他のご利用者の方にも好評で、また希望者の方とともに作っていけたらと思います
ちなみに、この作品は作品展に出展後ご利用者の大切な方にプレゼントされる予定です
(りは・くにくさ リハビリ課 梶原)