あと会では、介護の質の向上を目指した研修が行われています
先日も階層別研修の1つであるケアプランについての研修が行われました
周知の通り、ケアプランではアセスメントから導き出されたニーズを獲得するために、目標を設定します
その目標に対しどのようなことをし、どのくらい目標に近づいているのか確認しながら、サービスが提供されます
歩くことが不安になっている利用者
中庭(1周約50m)を1周歩くのもやっとな状態
「10周は歩きたい」という意向を受け、
アセスメントを実施
結果、
歩行器を使い、1周ずつ休みをとり、少しずつ距離を増やしながら、
歩く練習をしていくことで、本人の了承をいただきました。
10周を目標に歩く練習の開始
少しずつ目標に近づいてきていることを、
本人と確認しながらの歩く練習
目標に近づく度に、本人の顔とセラピストの顔に笑顔
目標まで、あと4周
目標が本人とセラピストの意欲となっている
ケアプランの研修中、目標に対しての説明の中で
ふと思い出したので、書いてみました
当たり前のことなのですが、目標は
サービスを受ける側の目標だけでなく、
サービスを提供する側の目標でもあり、
目標を共有できることが重要であること
研修に参加して、改めて忘れないようにしなければ、と振り返ることができました
ふかわ・くにくさ リハビリ 野村